新型コロナ!アルコールがなくても石鹸水でも効果がある?!

新型コロナウィルスの影響で、世界的にアルコール消毒液がなかなか購入できない状況が続いています。

そんな中、ふと気が付いたことがあったので、こちらで記載します。

それは、石鹸水(界面活性剤)でもコロナウィルスは感染しなくなる(不活化)するんじゃないかということ。

ウィルスを不活化する方法とは!?

その理由は、

今回の新型コロナも他のコロナウィルスやインフルエンザウィルスと同じ構造があり、
脂質性(油)の膜に包まれているという事。

脂質性(油)の膜に覆われているということが理由で、
アルコールにより脂質性の膜を破壊することでウィルスを不活化させています。

それは、石鹸水でも同じような事が言えるのではないでしょうか?

石鹸は、油を溶かします。
溶かすということは、

ウィルスの脂質性(油)の膜を破壊することと同じです。

脂質性(油)の膜、エンベローブとも言いますが、
その膜を壊すことでウィルスを不活化させることができるというので、

石鹸水でも、ウィルスを殺すことができると考えられるのではないでしょうか?

まあ、外出先で速乾性のアルコール消毒液は、使いやすいですが、
お店に行って何かを触ったあとに、石鹸水を手に付けた場合、水で洗わないと

ヌルヌルしてしまうので、使いにくいですけどね。。

どうしてもアルコールなどがない場合は、って感じでしょうか。(^^;)

ウィルスは設計図をもってコピーしてゆくだけのやつ

ここで、ウィルスを殺すとわかりやすくするために書きましたが、

実際にはウィルスは生き物とも生き物でもないとも言えない微妙な存在です。

なぜなら、ウィルスはただ設計図を持っているだけで、
自分たち単体では増えることも生きてゆくこともできないからです。

ウィルスは、人や動物の細胞にくっついて、
その中で、初めて増えてゆくことができるからです。

増えるというのは、
動物の生殖のように、

それぞれ異なる環境で少しづつ進化した遺伝子が
2つ合わさってゆくようなものではなく、

コピー機のように、
単純にコピーコピーコピーコピーと

コピーしてゆくだけの、
単純なやつなんです。

ウィルスの変異について

しかも、コピーコピーとしているうちに、

なんかの拍子に、コピーする際、一部を間違えてしまうんです。

そして、また初めのコピーと間違った設計図も作ってしまいます。

そのようなコピーミスしたものが、
ウィルスの変異と呼ばれています。

ウィルスミス?
違うか。。

そんな訳で、

ウィルスというのは、生き物とも言えず、
人や動物の細胞に入ってコピーするだけのそんな奴なんです。

なので、入りこむ人や動物を自分が殺してしまったら、
ウィルス自身も生きてゆけない。(増えてゆけない)ので

自分が入ってゆく人や動物を殺したくはないんです。

暴走した過剰な免疫反応が自分自身を破壊してしまう

では、なぜウィルスによって人や動物が死ぬことがあるのか?

それは、人や動物の体には免疫反応というものがあります。

それは、体に異物が侵入してきたときに、
排除しようとしたり、やっつけようとする動きです。

通常は、その免疫反応は、人にとって助けになるのですが、

免疫反応は時として、過剰に反応してしまい、
自分自身の細胞をぶっ壊してしまうくらいになることがあります。

それをサイトカインストームといいます。

膠原病(こうげんびょう)という病気があります。

それは、自分の免疫機能が暴走して自分自身を壊してしまうものです。

膠原病の人はステロイドという薬を飲んでいます。

ステロイドは強力な薬なので、
飲みすぎたり、長期にわたって飲み続けると、
様々な問題が出てきます。

骨が脆くなったり、
実にいろいろあります。

しかし、短期的には非常に効果が高く
治療効果も高いんです。

今回、新型コロナ喘息の吸入薬シクレソニド(オルベスコ)を吸入した重症患者3名が、

シクレソニド(オルベスコ)を吸入するようになって2日後などに、急激に回復

肺炎なども消えていったと言われています。

シクレソニドは、実はステロイド薬なんです。

今回の新型コロナの場合、免疫が正常に機能している人(若い人ほど)は、
症状が軽く、不顕性感染(何も症状を感じない)の人も80%もいると言われています。

しかし、高齢であったり、基礎疾患があったり、
喫煙者などの一部で重症化しています。

普通であれば、免疫力を上げましょうという話になるのですが、

免疫というのは、低くてもよくないですが、
過剰に暴走するともっとやっかいになります。

アレルギーでアナフィレキシーショックで亡くなる人がいますが、

アナフィラシキーもそのような過剰な拒否反応によっておこるんです。

ステロイド薬は、ウィルスか自分の細胞かわからなくなるくらいに、
見境なく攻撃してしまう暴走をさせないようにする薬と聞きます。

私の知人にも膠原病の方がいますが、
ステロイドは抜群に効いています。

膠原病のような長期的に服用しなければならないのは大変ですが、

コロナ肺炎のような短期的勝負の場合は、
サイトカインストームが起きる前の投与はとても効果があるのではないでしょうか?

シクレソニド(オルベスコ)の他にも、
マラリアの治療薬福岡市や北九市で患者に投与されて、

劇的な改善をしていると報告されています。

マラリア治療薬は、クロロキンという成分が効いているのではないかと言われています。

石鹸水でもウィルスを不活化するのではというお話から、
コロナウィルスそのものの構造や、免疫反応にまで話が広がってしまいましたが、

必要なことは、
むやみに不安を煽るのではなく、

様々な情報の中から、
自分に必要な有益な情報を精査することが大切です。

また、こんな今だからこそ、
人の少ない自然を感じたり、

楽しい時間や、心やすまる時間をたくさん作るようにしたいものですね。

ではでは!(^^)

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