冬になると、毎年のように風邪をひいてしまいます。
しかも、治ったかと思ったら、またひいてしまったりします。
風邪のひき始めは大抵、のどが痛くなったり、水っぽい鼻水が出たりします。
そのうち、体もしんどくなってきて、
何かしらの薬を飲みます。
リポビタンDとか、ユンケルとかいろいろ栄養剤と一緒に葛根湯とか、時には麻黄湯とか。
特に麻黄湯!個人的にはこれは一番効く気がします。
僕の場合は、風邪かなとか、きついなあと思ったときは、ツムラの麻黄湯を飲むことが多いです。他のメーカーのでもいいかもしれませんが、たまたまツムラの麻黄湯を飲んで効果を実感できるので、いつもツムラの麻黄湯は数箱ストックしています。おかげで、僕の場合風邪で病院にいくことはあまりなくなりました。
⇒麻黄湯
葛根湯が風邪のひき始めにはいいといわれていますが、
僕の場合、正直いまいち実感がありません。
それよりも、インフルエンザじゃないときでも麻黄湯(まおうとう)は、体のしんどいのを軽くしてくれる感じがはっきりわかります。
でも、それでもすぐ風邪が治るって訳ではない場合もあります。
結局のところ、風邪に効く薬っていうのは、この2018年でも世界中どこにもないということです。
何らかの症状を軽くするという意味で、鼻水を止めるとか、咳を止めるとか、熱を下げるとか、吐き気止めとかの
それぞれの症状を緩和するものでしかありません。
最近は、ネットやTVでもいろいろ書かれてたり、やっていたりするので知っている人も多いと思いますが、
抗生物質なんて、まず殆どの風邪には全く効果がありません。
抗生物質は、細菌を殺すものであってウイルスを殺すことは出来ないからです。
(※ほとんどの風邪(9割以上)は、ウィルス性で細菌性でないからです。)
それどころか、細菌で風邪をひいているわけでもないのに、、いつも風邪のたびに抗生物質を飲んでいたりすると、
本当に細菌で体調が苦しいときに効かないことがあるようです。
細菌も、生きてゆくために、いつもいつ抗生物質でやられることのないように、進化してゆくそうです。
それが、抗生物質耐性菌となってしまうのです。
というわけで、
風邪を治す一番いい方法、長引かせないようにする方法としては、
栄養のあるものをちゃんと食べて、温かくして、体がきついときはとにかく無理せずゆっくり寝ることが一番のようです。
あたりまえと思うかもしれませんが、
以外にコレが出来ていない人がいかにおおいことでしょうか?
よっぽどの高熱とか、激しすぎる咳が続くとか出ない場合は、無理に薬で症状をとめてしまうことで余計に長引いたりする場合があるようです。
コンテンツ
熱を出すのは、体の防御反応でウィルスと戦っているからで、
体は体温が上がると免疫機能が高まるのです。
それを、解熱剤でさげてしまうから、いつまでも風邪で体調が悪いのが続いてしまうといわれています。(でも、39度とか40度近い熱がでるような場合は、脳をやられてしまうので解熱剤は必要です。)
鼻水も、鼻に感染したウィルスを洗い流そうとしているのだろうし、
咳ものどのウィルスを外に出そうとしているのだろうと思います。
(どこかでそういう話を聞いたことがあります。)
そして、何より皆さんが風邪が治ったときは、自分の免疫で治しているということと思います。
また、寝不足は、免疫力を低下させて風邪をひきやすくなり、長引きやすくなります。
質のよい睡眠を心がけましょう
また、栄養のバランスのとれた食事や、各種ビタミンも効果的です。
でも、本当にきつくて食べたくないときは、1食、2食くらいは食べないほうがいい場合もあると思います。
人間の体は、通常は食べ物からエネルギーを作り出して、活動していますが食事を少し抜いてカロリーを少なくすると、
足りない分を、体の中にためておいた物質で補う回路が働くといわれています。
その時に、サーチュインなどの長寿遺伝子が活動したり、ミトコンドリアが増えて活性化したりして体調を整えるということが最近わかってきました。
以前、こんな本を読んだことがありました。
そこには、こんな常識をくつがえすような驚くことが書いてありました。
「それは、その作者は子供頃本当に体が弱くていつもいつも寝ていたような子で、風邪ばかりひいていたそうです。
そんな著者は、大人になるにつれて体も強くなり風邪もひかず健康になったということでした。
そこで、著者は風邪は体を強くするために免疫系等を強く鍛えるために、みずからひいているのではないかというような内容でした。」
ちょっと衝撃でしたが、
たしかに、そうかもと思えることはいろいろありました。
子供は、小さい頃泥だらけになって遊んで、口に土や泥が入ることも多いと思います。
あまりにきたいないのはアレですけど。。。
でも、そうやってだんだん免疫力が強くなって体もつよくなっていると聞いた事がありますし、そういう面はあるように感じます。
(※個人的な感想なので、本当にそうなのか、正しいことなのかはわかりませんが。。。)
また、最近の研究で日光にあたりビタミンDを作ることが、ものすごい免疫力アップに関連しているということが判明しています。
皮膚から太陽光を浴びることで、体内でビタミンDを作るのですが、
黒人の人や色黒の人の場合、色白の人よりメラニンで太陽光を防いでいるので、沢山浴びないと必要なビタミンDが作れないそうです。
タイトルにあるように、冬に風邪をひきやすくなるのは、
厚着をして太陽に皮膚をさらすことが少なくなりますし、寒いので、外出することもなくなることなどもあるようで、
最近のビタミンDの重要性が判明してからは、日光浴できていないことも、原因の一つだと考えられるようになってきました。
もちろん、ビタミンDは食事からもとれます。
なんといっても抜群にダントツ1位なのは、
キクラゲです。
キクラゲなんて、僕は食べても食べなくても同じような、意味不明のものだと思っていましたが、これを聞いてからは喜んで食べるようになりました。
また、干ししいたけもビタミンDが高く、生のしいたけより断然ビタミンDが多いようです。
ということは、人間だけでなく野菜も何でも太陽に干していけば、栄養価の高いビタミンDタップリのものになるということだと思います。
長くなったので、この続きは別の記事に書いてゆきますね!