自宅に緑の庭木があると、毎日の生活に潤いが生まれます!
是非、多くの方のご自宅に庭木を植えてほしいと思っています。
しかし、
現在多くの新築住宅では、玄関先のちょっとしたスペースに一本だけシンボルツリーを植えているか、または全く樹木などは植えていない家が多くなっているように見受けられます。
緑が少しあるだけで、季節も感じられ生活が何倍にも豊かになります。
都会の場合、土地が高いので木を植えられるスペースというのは、少なくなるとは思いますが、
数本の緑があるだけで、その家自体も風格が生まれますし、
数倍、お洒落な感じにもなります。
今回は、土地や家に合わせた最適の手がかからない植木(庭木)をご紹介します!
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ハイノキは、成長が遅く株立ちのものであれば、剪定はほとんどいりません。
しかも、常緑樹なので冬でも緑を見ることができます。
さらに、常緑樹でありながら小さくてかわいい葉が爽やかで上品な印象を醸し出してくれます。
花はギンバイカの花に似ていて、小さいながら沢山咲き、香りもよく、とても上品な印象の花です。
ハイノキは、元々は半日蔭くらいの場所に生えているような木なので、東側や北側に植えるのが適していますが、
南側に植えても生育はします。日当たりのよい南側に植えた場合、葉色が黄緑色になります。
個人的には、この黄緑色は落葉樹のような明るい緑になるので、庭が明るい感じになるので嫌いではありません。
しかし、西日が当たるような場所では弱ってしまうことがありますので、おすすめしません。
大きさは、大きくなっても2mくらいです。
小さい苗木を買って植えてしまうと、成長が遅い為なかなか大きくなりません。
成長がとても遅いので、植えるなら最低でも1.5m前後のものを購入した方がいいと思います。
ソヨゴも成長が遅く、ほとんど剪定のいらない木になります。
ソヨゴは枝葉が茂る過ぎることもなく、適度にいい感じに自然にまとまります。
しかも、夏から秋にかけてはメス木の場合、赤い実がなってくれるので大変観賞価値が高いです。
購入するときには、メスの木か確かめて購入されることをお勧めします。
風に木が揺れるときに、葉がソヨソヨと爽やかな音を立ててゆれるのでソヨゴと呼ばれるようになったともいわれています。
ソヨゴをもって揺らしてみると、葉が触れ合う音が心地よく、シャラシャラというようなサラサラというような音がします。
常緑樹なので、冬も緑が楽しめるほか、以外にも春に出る新緑の黄緑色も柔らかいライムグリーンできれいです。
ソヨゴも小さい苗木を買ってしまうと成長が遅いので、最低でも1.5m前後のものを購入することをお勧めします。
ソヨゴはそれほど大きくならない木で成長も超遅いので、管理は超楽です。
ほとんど何もする必要ありません。
ソヨゴはメスの木は赤い実が沢山なり、緑の葉と赤い実のコントラストが素敵です。
ソヨゴも、とっても成長が遅いので、初めから大きさのある木を選んだ方がいいと思います。
ハゼと名前についていますが、いわゆるハゼの木とは全く違う種類で、どちらかというと国産のブルーベリーといえる木です。
ブルーベリーと同じツツジ科の木です。
また、落葉樹なので冬は葉がついていません。
ナツハゼは冬に葉がないのと、それほど大きくならないので、
他の常緑樹と合わせて植えるととっても良い感じになりますよ。
ナツハゼは、私はもっとも好きな木の一つです。
なぜかというと、ナツハゼは、春の目出しから秋の紅葉かと思うくらいに綺麗な赤と部分的に淡いグリーンが混ざったようなグラデーションの葉が出てきます。
私の家の場合、南側の日当たりのいい場所に植えているので、日光が良く当たる影響もあってか、春から初夏まで、深みがあってなんとも言えない上品な赤というか、ワインレッドというか、紅色の葉の色になります。盛夏には葉全部がグリーンになるときもありますが、秋にもまた綺麗な深紅の紅葉を見せてくれますので、冬を除いてはかなり長い期間を紅葉しており、長い期間美しい葉を見ることができます。
ナツハゼはもともと低木なので、大きくても2mくらいでしょうか?
幹も細く繊細な枝ぶりなので、株立ちのナツハゼが一本あるだけで、なんともいえない上品な家に見えると思います。
ただ、若干乾燥に弱いので、乾燥しすぎると木の上部が枯れこむ場合があります。
でも、枝が部分的に枯れても全体が枯れることはあまりないと思います。
しかも、ナツハゼはブルーベリーの仲間といった通り、実を食べることができるんです!
しかし、ブルーベリーのようにそのまま食べても、酸味が強いのでそれほどおいしくありません。
ところが!
これをジャムにするととてつもなくおいしいのです!!おいし過ぎてどうにかなりそうなくらいおいしいです!!
ブルーベリーのジャムなんて比べ物にならない位においしいんですよ!
これは、冗談抜きでほんとです!
1、ナツハゼの実をよく水で洗う
2、鍋、またはフライパンにナツハゼの実とザラメ砂糖と水を入れる。
(それぞれ1:1:1くらい)
3、ナツハゼに火が通ってきたら、実を潰しながら混ぜる
(コゲつけないように、弱火で火加減を調整しながら。。)
4、あまり時間をかけて水けを飛ばしすぎるとアメみたいになるので、ほどほどに!
(アメみたいになったのも、それはそれで美味しいです!)
5、瓶などにいれて冷蔵庫などに保存してください!
とにかくどうやって食べてもすっごく美味しいんです!
マルバノキは、ハート形をした可愛らしい葉と繊細な枝ぶりで洋風の可愛いお家にピッタリです!
マルバノノキは、葉がハート形でとってもかわいいんです。
樹高も大きくても2mくらいしかならないので、ほとんど手間がかかりません。
(マルバノキは落葉樹なので、冬は葉がついていません。)
ハート型の葉と言えば、桂の木がありますが、
かつらの木は成長がメチャメチャ早く、成長すれば最大30mにもなる木なので、数年後に手に負えなくなります。
私的にはマルバノキがおすすめです!
マルバノキは、秋の紅葉も独特な美しさと可愛らしさがあるんです!
マルバノキの紅葉は、葉っぱが一度に紅葉するのではなく、
一枚一枚所々から紅葉してゆくので、
赤い葉や黄色い葉やまだ緑の葉など
カラフルな色合いになってとっても可愛いんですよ!
さらに、実は食べられませんし、あまり目立たないのですが、
実の形はふっくらとしたハート型になるんです!
アオダモを植えるなら一本立ちよりも数本の株立ちになったものを植えるといい雰囲気を作ってくれます。
アオダモは、春の新緑がとてもきれいで風に揺れる葉がとても爽やかです。
アオダモは、木の上部に枝葉がある感じに自然になり、幹も細くても丈夫です。
野球のバットを作る木としても有名です。
また、
アオダモは幹に出る、白い縞模様が大変うつくしく、
株立ちのアオダモが一本植わっているだけで高原にいるような感じを出してくれます。
アオダモには数種類あるのですが、
一般的に流通しているのはマルバアオダモという品種になります。
マルバアオダモがお庭に植えるのには適していると思います。
また、アオダモは落葉樹なので冬は、葉がないのですが、
アオダモが葉を落とした後の、幹や枝のシルエットはとても雰囲気があり、
夕日を背景にアオダモの冬木立のシルエットが映し出されるようすは
なんとも言えない味わいがあります。
夏にはフワフワとした白い花が咲き、
条件が良ければ、秋にきれいに紅葉もします。
(暖地の住宅地などの場合、キレイな紅葉にならない場合もあります。)
アオダモに似ている木で、シマトネリコという常緑の木があります。
シマトネリコはもともと亜熱帯性の木だったんですが、
徐々に南の地方から植えるようになってきて、
今では関東まで植えられるようになっています。
シマトネリコは常緑で、アオダモのような葉がでてきれいなんですが、
何せ、成長がめっちゃ早いんです。
しかも、剪定は年に数度はやらないとボサボサになり鬱蒼としてきます。
そしてシマトネリコを素人が適当に選定してしまうと、
シマトネリコの柔らかさがなくなり、変な感じになってしまいます。
アオダモは、九州から北海道まで自生している木で、
成長も遅く、ほとんど剪定することもいらず、家がお洒落に見える木なので大好きです!