以前までは、モミジやカエデ、オリーブやリンゴ、みかんの木など、
気が付いたら木の根元に木くずが出ていて、カミキリムシの幼虫にやられていることがありました!
まだ、夏が始まったばかりの頃に、
コハウチワカエデがキレイに紅葉し始めてきて綺麗だけどなんで?
っと思っていたら、
木の根元に木くずがたくさん!
調べてみると、テッポウムシでした。。
このままでは、まずいと思い、
テッポウムシの幼虫をやっつけるキンチョールEを木くずが出てきている小さな穴に差し込み、
シューっとスプレーしました。
これで、安心かと思いきや、
翌日もまだ、木くずがでていました。
そこで、再度キンチョールEを長めにシューーーーーー!っとスプレーしました。
さらに、数日待って確認してみて、
もう木くずが出ていないことを確認してから、
穴を埋める「カルスメイト」を塗りました。
その後、どうすればテッポウムシ(カミキリムシ)にやられないか調べていると、
グリプロという塗布剤がある事をしりました。
グリプロは、白い液体で、木の根元から50cm~1mの高さまで刷毛をつかって塗って使用します。
塗った時は真っ白になるのですが、
1日も経てば乾いて透明なフィルム状になります。
グリプロがどのようにしてカミキリムシが卵を産むのを防ぐのかという原理ですが、
それは、カミキリムシは木から出るフェロモンみたいなものを足の器官からかんじとり、
卵を産み付けるのに適した木であるかを確認しているようです。
しかし、グリプロを塗布された木では、
フィルム状になったものがそれを遮断するので、
カミキリムシがわからなくなり、卵を産み付けなくなるようです。
私は、かれこれ5年ほどグリプロを使ってきましたが、
グリプロを塗るようになってからは、まだ一度もテッポウムシの被害にあっていません。
毎年塗っているわけでもないですが、2年に一回は必ず塗布しています。
近所のモミジは何本も無残にやられて切り倒されていますが、
グリプロのおかげで我が家のモミジやカエデ、オリーブ、りんご、ミカン、などなどの木は守られています。
これは本当におススメです!
蓋を開けたままにしていると、すぐに固まってきますので、
使う分づつ、小さな容器に入れ替えて塗った方がいいと思います。
刷毛も100均とかのペンキ用のものを私は使っていますが、
充分塗りやすいです。
また、塗布に使った刷毛は、グリプロが固まって使えなくなりますし、
100均なので、使った後は使い捨てしています。
グリプロは、テッポウムシから樹木を守る救世主の様です!!(^^)