SONYから、2012年1月26日24時ジャストにSONYの公式WEBサイトで新型ミラーレスカメラが発表されました!
多くの方が期待されていた、α7Ⅳ(A7Ⅳ)ではなく、なんとその名は、【α1】アルファ1。
今後のSONYの全部入りのフラッグシップカメラには、「α1」の名がついてゆくのだろうと思います。
それでは、価格や性能を細かく見てゆきましょう。
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2021年1月27日時点では、予想価格が80万円超えで、消費税込みだと約90万円になるようです。
それにしても、税込み90万円と言えば、完全にプロカメラマン向けの価格ですね!
普通のカメラ好きや、仕事でちょっと使う人が、そうやすやすと買える金額ではないようです。
α1の価格が90万円もすることを考えたら、逆にα7sⅢの40万円は、ものすごくお特に感じます。
それでは、SONYが満を持して投入してきたフラッグシップ機である、α1はどれくらいのスゴイ性能を持っているのでしょうか?
現在の、SONYミラーレスは、各機能に特化したそれぞれのフラッグシップ機が存在しています。
高速連射性能に優れた、α9Ⅱ、高画素に特化したα7RⅣ、飛びぬけた高感度性能と動画性能をもつα7sⅢの3種類の、それぞれの特徴に特化したフラッグシップ機が存在します。
そんな中、α1は、α9Ⅱを超える高速連射性能に加え、α7RⅣには及ばないものの5010万画素という高画素でスチール撮影が可能!
そして、動画性能では、何と8K30pでの撮影が可能となっています。
1.高速連写性能は、α9Ⅱが1秒あたりに20枚の撮影が可能なのに対し、α1では1秒間に30枚の撮影が可能となっています。
2.動画の撮影機能では、α7sⅢが最高で4K 4:2:2 120pでの撮影なのに対し、α1では8k30pまでの撮影が可能になっています。
(8.6Kオーバーサンプリングによる歪みの少ない高画質8K動画記録)
※しかし、8Kの撮影では、以下のように記載されいます。→約30分の8K 30p 4:2:0 10bit動画記録
これを見るに、8Kでの連続撮影時間は30分なのだと思われます。
また8K撮影では、10bit動画も4:2:2ではなく、4:2:0のようです。
3.従来の3種類のフラッグシップ機の性能を、できるだけ1台にまとめたようなカメラだと言えます。
※高感度(暗所)性能は、α7sⅢには劣りますが、動画解像度では8.6Kオーバーサンプリングによる歪みの少ない高画質8K動画記録が可能。
※高速連写性能は、α9Ⅱを超えて30枚/秒。
※写真解像度は、α7RⅣには及ばないものの、それと近い5010万画素でのスチール撮影が可能。
1.画素数は、α7RⅣの画素数が、6100万画素なのに対し、α1では5010万画素となっています。
2.高感度性能は、α7sⅢが常用感度102400に対し、α1では常用感度32000となっています。
3.背面モニターがチルト式(チルトの方がいいと思う場合もあるので一概に劣るとは言えませんが。)
ざっくりとですが、大きな部分での特徴をまとめたうえで、α1を購入するのはどのような人か考えてみるに、
まず一番考えられるのが、スポーツの写真を撮影するスポーツカメラマンや、鳥や動物を撮影する写真家など、一秒辺りに撮影できる枚数が30枚という高速連写性能が生かせる職業の方になると思います。
それ以外の、点で言えば、画素数はα7RⅣに及びませんし、暗所性能ではα7SⅢには及びません。
動画の画素数では、α7S3を大幅に超えた8K30pの撮影ができますが、画素数を増やした分、暗所性能はα7Ⅲにも及びません。
画素数と高感度(暗所)性能は相反するので、画素数が増えれば、高感度性能は落ちてしまいます。なので、画素数的にはα7RⅣと同じ32000しかありません。(晴れた昼間や照明が潤沢にある環境でのであれば暗所性能は問題ありませんが。。)
暗所性能では、α7Ⅲでも51200あるので、α1は32000なので、それに及びません。
α1は全てのフラッグシップ機を一つにまとめた様なカメラなのかと思ったのですが、
確かに、全体的に見れば1台でα9Ⅱとα7RⅣとα7SⅢの性能を合わせたような部分もあるのですが、よくよく見てみるとα7SⅢの方がまだまだ暗所性能では圧倒的に良い部分があります。
しかし、それ以外では、α9Ⅱの高速連写性能を大幅に超えていますし、画素数でも5010万画素とα7R4の6100万画素に近い十分な画素数を有し、α7sⅢに無い8k30fpsでの撮影ができるというスゴイカメラであることは間違いありません。
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α1はα9を持っていたスポーツや野鳥などのプロカメラマンであれば、買い替えることで新たな世界を手にすることが出来ると思います。
また、α7RⅣの高画素機にほぼ近い性能で写真撮影もできる!
さらに、動画撮影でも8K30fpsで撮影できるので、α9Ⅱとα7Ⅳとα7sⅢを3台買わなくても1台でほぼ全部に使えるという事になります。
確かに価格は税込み90万円と驚くような価格ですが、3台を別々に購入するよりも大幅に安いとも考える事も出来ます。また、撮影時にカメラを何台ももって行く労力も少なくすることが可能です。
しかし、人によっては複数のカメラにそれぞれ別のレンズをセットしている方がレンズの付け替えをしなくていいと考える人もいると思います。
また、万が一の落下や破損を考えたときに、同じような金額で複数カメラを持っている方が安心と考える人もいるのではないでしょうか?(3種類のカメラの機能が1つになっているのはうれしいが、万が一落下や破損したときにバックアップカメラが・・など。)
という訳で、自分なりにまとめてみたところ、
スポーツカメラマンや野鳥撮影などの方か、1台である程度最高の性能でオールラウンドで使えるカメラが欲しい方、あとは、お金が余っているので、コレクションしたい人にも向いているのかもしれません。
ではでは!(^^)/