パッシブハウスや高気密高断熱住宅で、住宅を建てる人が多くなってきました。
いままで、日本では断熱性能が4等級というのが、最高ランクでしたが、
世界基準では、日本の断熱等級4等級というのは、違法建築になるほど断熱性能がありえないほど低かったんです。
なんと、お隣の国、中国や韓国よりも日本の住宅の断熱性能は圧倒的に低かったと聞いてびっくりしました!!
ドイツなどのヨーロッパでは、日本の断熱等級4等級の基準で家を建てると違法になってしまうので、建てることができません!
日本でも、現在7等級まで増え、2025年には今まで最高ランクだった断熱等級4が日本の基準で最低ランクとなるようです。
さらに、2030年には最低ランクが5等級になるようです。
そんなこんなで、断熱性能や気密性などをとても重要視しています。
ちなみに、うちは長期優良住宅でわりと断熱性能は高い方ではあります。
壁、屋根裏、床下すべてを吹き付け発砲ウレタンで断熱しており、サッシは、北海道仕様のエクセルシャノンの樹脂サッシの2重ガラスでアルゴンガス入りです。
実際、3LDKですが、夏でも冬でもリビングのエアコン20畳用を付けているだけでとても快適です。
夏は、除湿で設定温度29度位にしていますが、とても涼しく感じます。
28度以下にすると寒く感じるときも多々あります。
冬は20度~24度位の設定にしていますが、エアコンは結構温度センサーで自動で運転停止している時間も多いです。
という訳で、うちは断熱性能的には5~7等級というわけではないですが、温度的にはとても快適です。
でも、すごい問題がありました!!
それは気密性と換気性能でした。
うちはエクセルシャノンの樹脂サッシを使っているので、サッシに換気口はついていません。LIXILなどのメーカーの複合樹脂サッシなどではついているみたいです。
また、熱交換式の換気システムは導入していません。
なので、各居室に換気口を開けています。
そして、24時間換気で換気扇をリビング、洗面所、お風呂、トイレと付けっぱなしです。
なので、換気はできていたと思っていたんですが、
ある夜、寝ていてすごく息苦しくなって呼吸ができなそうになり、
急いで窓を開けて、ハアハアいう経験をしました。
その後、年に数度そういう経験をしました。
何が原因なのかわかりませんでした。
そんな時に、たまたまYoutubeで部屋の二酸化炭素の濃度の話があり、
それを見ていたら驚くような事が言われていました。
それは、締め切った部屋に人がいると二酸化炭素濃度がかなり早く1時間もせずに危険な濃度まで上がる場合があるというのもでした。
そこで、すぐに二酸化炭素濃度チェッカーを購入して、部屋に設置してみました。
すると、驚くような恐ろしい状況がわかりました。
普通に部屋の扉を閉めて寝ていて夜中にピピッ!ピピッ!と音がするので、二酸化炭素濃度チェッカーを見てみると、なんと危険レベルまであがっていました!!