【児童虐待?】子供を平手打ちで母親が警察に逮捕!子育て支援ネウボラとは?

子育てで、楽しいこと幸せな時間は沢山ありますよね。

そんな子育て中も、

子供が小学生になり、中学生、思春期となると、

自我が芽生えてくるので、
反抗してきたり、

時には、親は子供の為にしていることでも
子供にとって不愉快に思うことがあれば、

子供から汚い言葉遣いで言われて
腹が立つこともありますよね。

そんな中、

最近、TVやニュースでよく取り上げられているのが、
親の子供への虐待で逮捕というニュースです。

自宅で小学3年の次女(9)の顔を平手打ちしたとして兵庫県警加古川署は5日、暴行の疑いで、同県加古川市の介護士宮島正枝容疑者(44)を逮捕した。署によると、次女が自宅から「お母さんによくたたかれる」と110番した。けがはなかった。

逮捕容疑は4日午前7時50分ごろ、自宅で1回、次女の顔を平手打ちした疑い。宮島容疑者は「学校に行きたがらないのでビンタした」と容疑を認めているという。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000144-kyodonews-soci

当然のことながら、

食事を与えていないとか、
アザや傷がつくほどの暴力や、

ケガで治療、入院などになるようなもの
命に関わるようなものは明らかに虐待ですよね。

でも、

今日見たニュースの中で、
シングルマザーで、介護の仕事をしている母親

小学校3年生の女の子の子供が、
学校に行きたくないとグズって、

何度、話して聞かせてもごねるので
母親が平手打ちをしてしまった事

子供が警察に通報して、
母親が逮捕されたという件に驚きを隠せませんでした。

もちろん、
暴力で解決するのはもってのほかですが、

恐らく想像するに、

母親は子供が大切で可愛いく思っているのは間違いないと思います。
しかし、シングルマザーで自分も会社に行かなければならない、

時間は迫っているのに、
子供は学校に行かないといって駄々をこねている。

だからといって、
子供を一人、家に置いたまま仕事に行くこともできない。

お母さんは、焦りもあったのではいでしょうか?

学校に行きたくないと子供が言うのには
何か訳があったのだろうと思います。

学校で、いじめに会っている、
友達とケンカして行きにくい等々。

日本の社会は、子供も大人も忙しすぎる

なので、

本当は余裕があれば、
母親は会社に電話して少し遅れますと伝えてから

子供とゆっくり話して、
今日は休ませたりという事も出来たかもしれません。

でも、

日本の社会はそんな事がゆるされない風潮が強いです。

子供が学校に行かないとぐずるので、
会社に行くのが遅れますとか言えば、

クビになるか、
もしくは、だんだん働きにくくなってきます。

シングルマザーですので、
自分が働かないと一家は食べて行けません。

また、学校も
子供が行きたくないから行かなくていいかと言われれば、

そういうことは普通許されないと思います。

なので、

日本の社会の矛盾が見えてきます。

昔は親や先生から軽く叩かれても虐待と思わなかった

自分たちが子供の頃、
今から20年も前ですが、

普通に親から叩かれることもありましたし、
学校の先生からも叩かれることもありました。

でも、子供の自分は、

これは、自分のことを思って真剣に向き合ってくれているのか
ただ、ムカついているからだけなのかとかは、

普通にわかりました。

なので、僕は親の事が大好きですし、
悪いことは悪いと教えてくれたことに感謝しています。

一方、学校の先生の中では、
愛情をもって接してくれる先生は感謝していますが、

感情的に、怒る先生はすきではありませんでした。

バイトテロの不適切動画を見て思うこと。。

一つ、非常に気になることがあります。

それは、悪いことをしたら自分にペナルティがある
でも、それを理解して本当に反省すれば許してもらえるというプロセス
経ないまま、大人になってしまう人が増えてきているのではないでしょうか?

何故、そう思うかというと、

最近報道されている、バイトテロの問題があります。

くら寿司やセブンイレブン、
ビッグエコーやファミリーマートなどでの
不衛生な悪ふざけな動画が炎上している件のことです。

あの動画を見ていて思うのは、

あの子達は、
自分の顔出しでやっていながら、

やっていることは、
単なる悪ふざけでなく犯罪行為なんです。

もし、バイトじゃなく、
大人の正社員がやっていたら、犯罪としてTVでも取り上げますよね。

バイトでも、社員でも、
お客からすれば、関係ないんですよね。

そして、そんな事を面白がってやっている子供たちを見ていて、

罪の意識が薄いことに驚かされます。

子供にどうやって教えてゆくべきか?

今の学校は昔のように子供をしかるのにも
ものすごく気を使わなければならず、

こどもの方が先生をなめているケースも多いと聞きます。

なので、

学校の先生になってノイローゼになる人も多いようです。

人は、小さいときに、
自分が悪いことをしたり、人に迷惑をかけるようなことをしたら、

はっきりと、わかるように教える必要があります。

平手打ちなどの暴力はいいことではありませんが、
それで、警察に逮捕されるというのは、

言葉がありませんでした。

自分のした事を認めることができない大人が増えている?

以前の職場でこんな人がいました。
もちろん大人です。

その人は、きちんとしていて、真面目ですが、
自分が他人から、親切心で助言されたり、

やさしく間違いを指摘してあげたり、
注意されたりすると逆キレする人でした。

そして、自分は悪くない!
自分がミスしてしまったのは、

あの人が悪いからだと、
必ず他人のせいにしていました。

明らかに、その人のミスでも、
自分は本当に悪くないと思っているように見受けられました。

何故、こんな話をしたかというと、

幼少期から、青年期まで、
大人になるまでに、

誰からも、自分がしたことが、
悪かったら、素直に認めて、反省し、

自分で償わなければならいと教えられてこないと、

全員が全員ではもちろんないですが、
こういう風な考え方で大人になってしまう人も出てくるのだと思いました。

親も子供と一緒に成長してゆく

そして、

今回の件で思うことは、

もちろん子供を助けることは大切ですが、
それと一緒に親も助けることが一番の解決策ではないかと思いました。

親もどうしていいのかわからない状態にある人はとても多いと思います。

経済的にも、精神的にも
気軽に相談できる場所や人があればと思います。

北欧フィンランドには、
子供と親をずっと見守って支援するネウボラという制度があります。

ネウボラでは、
子供が生まれてから、成長する前いろんな面で支援します。

子供の定期健診などはもちろんですが、
家庭を訪問して、親から相談を受けてアドバイスしたり。

単に、話を聞いてあげたり、
身近に頼れる存在となっています。

ネウボラについて(フィンランド大使館HP)

今のTVやメディアの報道の仕方ですと、

単に、家庭崩壊だけでなく、
しいては社会の崩壊につながる恐れも感じました。

親も子供と一緒に成長すると昔から言われます。
初めから完璧な親にはなれません。

親も子供も失敗します。

そうして、一緒に成長し、
愛を学び、深めてゆくのだと思います。

子育てをする親は、
自分のストレスコントロールをする事が大切なのでは思います。

子供も親も、ストレスを溜めないように楽しい時間が必要です。
また、子供も親も頼る場所が必要だと思います。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう