群馬大学発のベンチャー企業とメーカーの明清産業が、ウイルスの不活性を早める銅繊維シートを開発したようです。半永久的な効果がありしかも人体には無害とのことです。
来週から、政府は布マスク2枚を全世帯に郵送すると言っていますが、
それに約500億円使うよりも、この銅繊維シートのマスクやその他関連製品を製造すると手を挙げてもらった製造メーカーに、その500億円を使った方がよっぽど国民の為ではないのでしょうか?
安倍総理の「やってる感」満載の弁舌は、ここコロナ禍においてまさに「やってる感」だけが表出している感。しかし日本はこういう民間の開発レベルが高く、それが底力になっていると思う。
殺菌効果は半永久 ウイルスの不活性を早める銅繊維シート開発 新型コロナ https://t.co/UcLpb7cCRU
— yoshitomo nara, the washing hands man (@michinara3) April 9, 2020
新型コロナの感染予防の中で大切な事として、接触感染を予防するために、ドアノブや手すりなど様々な箇所の消毒が必要になっています。
学校も再開され、通勤通学の電車やバスの手すりやつり革、学校や職場のドアの扉やトイレなど、
色んな人が触る場所は沢山あり、そのほとんどは、ステンレスなどのツルツルした金属で、
ステンレスなどの場合、最大で3日もウィルスが生きていると言われいます。
そんな中、
同じツルツルした金属の中でも、
銅は特殊なようでして、銅の上に付着したウィルス(コロナなど)は、2~3時間程度で不活化(死滅)するということです。
(※正確にはウィルスは生物じゃないので、生きているとか死滅というのは違うのですが、ここではわかりやすくするためにそう表現しています。)
なんだ、速攻じゃないのかと思うかもしれませんが、これってすごい事なんです。
空気中に放出されたコロナウィルスの場合でも、最大3時間程度は生きていると言われていますので、銅のウィルス不活化力はすごいのです。
銅に付着したウィルスは、どんどん分解されて消えてゆくのです。
銅がウィルスを不活化することは、以前から研究で知られていた事で、病院などの院内感染対策として取り入れている病院もあるようです。
そんな中、群馬大学発のベンチャー企業と銅箔糸メーカーのが、ウイルスの不活性を早める銅繊維シートを開発しました。
群馬大学発のベンチャー企業「グッドアイ」(群馬県桐生市)と銅箔(どうはく)糸メーカーの「明清産業」(前橋市)が、付着したウイルスの不活性を早める銅繊維シートを開発した。シートには、半永久的な殺菌効果があり、人体には無害。使い捨てマスクなどの上を覆ったり、電気スイッチのカバーにしたりして応用できれば新型コロナウイルスの予防策になるという。
今回開発した繊維は、銅の表面に可視光応答型の光触媒が塗布されており、光が当たると強い酸化力を持った物質が発生し、ウイルスや菌を分解する。大腸菌を使った実験では、銅繊維シートが銅単独よりも1000倍の抗菌効果があると確認された。
群馬大の板橋英之教授は「感染拡大防止の切り札になる素材で、早く世に出したい」と話す。マスクや手袋などに加工し、製造販売できる企業を募集している。
https://mainichi.jp/articles/20200409/k00/00m/040/043000c
これっていろいろな製品に応用できますよね!
手に触れるようなものには、ほとんど使ったらいいような気がします。
●ドアノブカバー
●車のハンドルカバー
●マスクはもちろん!
●医療関係者用の衣服やエプロン
●貼り付けられるようにすれば、冷蔵庫の扉やエレベーターのボタン
などなど、考えればいくらでも活用範囲が広がりますよね!
新型コロナ「銅繊維のマスクで感染リスク低減」群馬大が開発
上の写真の商品については、群馬大学発のベンチャー企業グッドアイ⇒電話:0277-46-9277
新型コロナウイルスであっても、大方の硬い素材の表面に落ちた場合、最大で4~5日間“生き”続ける。だが、真ちゅう(黄銅)のような銅合金や銅の表面に落ちると、ものの数分で“死に”始め、数時間後には探知不能になる。
「ウイルスがただ、ばらばらに吹き飛ぶのを目の当たりにしてきた」。英サウサンプトン大学のビル・キービル教授(環境ヘルスケア専攻)はこう話す。「銅の上に落ちると、ただ分解されていく」。
↑ここでは、抗菌と書いており、細菌についても書いていますが、
インフルエンザA型ウィルスについての実験結果も掲載しており、
同じエンベローブウィルスの新型コロナウィルスにも同じことが言えます。